命を救う技術を伝える

近年、中学、高校で救命講習が授業化された事や、一般市民の講習参加者が増えた事、また、平成16年から、市民がAED(電気ショック)を使用できる事になった事などから、全国的に救急救命率が向上しました。しかし、救命された症例を専門家が詳しく検証すると、ある共通する点が明らかになってきました。

それは「迅速な対応」と「正確な技術」が一致した場合のみ救命されているという事実です。つまり、いかに早く救命行為に着手し、質の高い心肺蘇生法が行われていた場合のみ救命されているという事なのです。したがって、心肺蘇生法の手順や形だけにとらわれず、医学的な根拠に基づき学ぶ事がとても重要なのです。この動画では、一般の人向けに、難しい用語は一切使わず分かりやすく解説していますのでぜひ参考にされて頂ければ幸いです。