市政にかける想い

私は、救急隊員として約20年、救命救急センターERで約7年間、臨床救急現場に携わってきました。そして、救急救命士として、その長い臨床経験をもとに、救急救命士の養成に携わっています。

大規模な災害活動では、東日本大震災救援活動、福島第一原発内ER、西日本豪雨災害で医療従事者として活動しました。

さらには、令和6年元日に起きた能登半島地震において、被災地における生活物資の搬入や、現地の井戶掘削作業など、自分ができる限りの救援活動をしてまいりました。

これら全ての臨床経験や災害現場活動で、常に見てきたものとは人の死であり、その家族の深い悲しみでした。
まだ救える命はたくさんある!」そんな強い思いから、市民向けの災害対策講習から医療従事者向けのICLS(急変対応)まで幅広く、普及活動を行なっています。
私は、当時救急救命センターがなかった市原市に大きな疑問を持ち、周囲の猛反対を押し切り、平成27年に立候補し、市⺠の皆様に当選というふた文字を与えて頂きました。
この議会において「発言できる」というチャンスを皆様に与えて頂いた以上、私には目的を実現しなければならない責務があるはずです。

だからこそ、議会では常に登壇し、質疑を行う事、そして市民の声を形にする事を、皆様に対する礼儀とし信念としています。

1期目の公約が「市内に救命救急センター整備」2期目では「医師を乗せたドクターカーシステムの整備」を掲げ、この公約が令和5年に実現しました。

今、新たな課題とは、市内の救命救急センターの移転問題であります。この移転により、市内の地域医療に不均衡が起こる事が予想されます。

私はこの問題を、長年、医療に携わってきた経験を活かし、しっかりと向き合い、市民の命を守る事をここに誓います。

結びに、市民が幸せな強い市原を創るには、古くから続く議会の悪い体質を全て「斬る」事だと私は思っています。
政治家がよく「身を切る改革」なんて言葉を使いますが、身を切る改革とは、「保身を捨てる」事ではないでしょうか。
大胆な議員定数削減を実施し」、少数精鋭の行政監視体制こそが、新しい市原を創る第一歩だと私は強く思います。
皆さんからのご意見やご要望、必ず耳を傾けます。そして今日動きます!どうか一緒に素晴らしい、そして強い市原をつくりませんか。

 

市原市議会議員 救急救命士 ますも誠二